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留学生インタビュー



  • 第2回 井立洋子さん(ニューヨーク大学 修士課程修了 国際教育学専攻)

by Hironobu Hamada in New York


・こんにちわ。

こんにちわ。

・洋子さんはアメリカに来てどれくらいですか?

ニューヨークに来て2年半になります。

・もう大学院は修了したんですね?

いちおう(笑)。

・え、「いちおう」というのはどういう意味?

卒業はしたんですけど、就職に向けて自分なりに勉強を続けているので、気分的には まだ学生の続きみたいな感じなんです。卒業したという実感がわかないので「いちおう」と言いました。

・それはいいことですね。学生時代ですらろくに勉強しない人も多いのに、卒業してからも 自分の勉強を続けるというのには感心します。ところで、洋子さんの専攻は何ですか?

国際教育学(International Education)です。アメリカでも比 較的新しく作られて人気のある学科で、日本でも国際関係学部(本 人は大学時代に日本で専攻)に近い位置で増設されてきた分野で す。クラスでも専攻する人によって意味合いがかなり代わって くるような学科ですので詳しくは私の大学院のHPを見ていただける と良いかと思います。私にとっては”異文化に対する理解を深め るための教育(政府、非政府団体、学校、企業を含む)について研 究する”ということです。私自身はクロスカルチュアルトレー ニングと海外派遣プログラムに興味があって勉強してきました。それと アメリカは少なくとも私の分野では日本よりもセオリー(理論)を 重視することが分かったので基本的な社会学のセオリーを一から英 語で勉強するのには散々骨をおりました。インターン(必須)では The Institute of International Educationである中国研究員 のためのフルブライトプログラム(アメリカ政府の交換留学奨学生 制度)のリサーチをしました。

・それは、非常に重要なことですね。今後は国境の壁が益々低くなり、今以上に国際交流が 盛んになると思われるので。そういったことを勉強するには、ニューヨークがぴったしだったんじゃない ですか?

私にとってはそのように思えました。クラスでも文化的なバック グラウンドの違いからくる各自の面白い意見が聞けることも多くて 刺激がありました。クラスでの討論、発表は私の英語のレベル の問題もかなりありましたが、アメリカ式討論に戸惑っていたこと も多かったです。日本での暗記中心の受験勉強に頼っていたんだ なと思いましたね。意見が出てもいろいろな理由で自分から発 言するのを躊躇してしまう自分もかなりもどかしいものでした。 でもそれらの慣れない経験は新鮮で自分で取り込めたものもありま した。卒業してからでも彼らとは付き合いは続いていて勉強、就 職、遊びの面で情報交換をしています。

・わかりますわかります。日本のテストは、 例えば、5択の問題なんかは答えが一つしかないわけで、その答え以外はすべて間 違いになりますからね。それが、日本人の英語力がこれだけ勉強し ているにもかかわらず低レベルに留まっている原因だと主張する人 もいます。つまり、間違いをおそれて積極的に話そうとしないと。


もちろん、アメリカでもTOEFLやGREのような日本の大学入学試験のような試験もあるのですが、 良く言われるように全体的にはアメリカと比べると 日本はやはり教育が暗記に偏りすぎていると思います。大学受験なんかはクイズの答えを丸暗記するような もかなり多いですよね。ま、これも徐々にはまれると面白いんだけど(笑)。 

・話を戻しますが、洋子さんがアメリカに留学したいと思ったきっかけは何ですか?

高校の時から英語で勉強をしたいと思っていて、実はアメリカの大学に入学したかったんです。 ただ、両親がそれに反対して、大学だけは日本の大学に行ってくれと言われました。それで、大学は 日本の大学に行ったんですが、そういうこともあって、大学院だけはどうしてもアメリカに来たいと 思っていました。

・それは、よく聞く話ですね。でも大学院は許してもらったんですね?

大学に入学する時にそういう約束をしていたので。あと、私は大学時代の4年間に様々な 国を旅行したんですが、その中でニューヨークが一番好きになり、大学院は、ぜひニューヨークの学校にしたいと 思っていました。生活する上でも勉強する上でもニューヨークが一番私には合ってると思います。

・それは遊びも含めて?

もちろん、大変でしたよ。勉強するのに(笑)。

・アメリカ人のボーイフレンドなんかもできた!

友達はいっぱいできましたけど(笑)!

・また話を戻しますが、いつ頃留学準備を始めましたか?

TOEFLは一年近く受け続けました。アプリケーションの締め切りが入学する年の1月 だったので、入学1年半ほど前から始めたことになりますね。

・やはりTOEFLが一番の難関でしたか?

そうですね。初めて受けたときの点数があまりにも低かったので、これは相当勉強しないと 大学院に行けないと思いました。それからは、毎日自分で時間を決めてTOEFLの勉強をしました。

・一年間、毎日?すごいなあ。

朝の6時から夕方の6時まで計画を立ててやりました。具体的にはNHKの外国語放送、これは、 アメリカのテレビドラマなんかですが、それを、英語で聞いたり、NHKのラジオ講座を利用しました。 ビジネス英語、英会話などです。これは、毎日4年間続けましたよ。

・4年間、毎日?

もちろん、毎日続けるのは大変だったのですが、一度習慣にな るまで続けられれば楽しいですよ。TOEFLの点数も"徐々に" ですけど"確実に"アップしました。 だから、必ずしもアメリカに語学留学しなくても十分独力で英語力を伸ばせると 思います。 先ほど言ったように、日本でも英語力の上達に必要な番組はたくさんありますから。 逆に、語学留学するとバケーション気分になって英語力が上達しないと いう話はよく聞きますよ。また、英語だけできても何にもならないですから。

・そうですね。ぼくは語学学校は否定しませんが、語学留学して英語力が上達するかどうかは 人によると思います。単なるバケーションで来る人もいるし。そういった語学留学に 関してはぼくも賛成しません。

語学留学すれば英語が流暢に話せるようになるというのも間違ってますね。語学学校というのは、 もちろん、アメリカ人がいないので、その手の学校でアメリカ人の友達を見つけること を期待するのはもちろん難しいし。

・確かにそうですね。ところで、洋子さんは留学はどのように準備したのですか?

すべて自分で行いました。留学あっせん業者はどこも非常に高いと聞いていたので。そのような ことはもったいないと思いました。辞書を引き引き英語の書類を読んで留学の準備を するのも勉強の内だし。

・そうですか。大変ではなかったですか?

私の場合はそんなことはなかったと思います。一番大変だったのは親の説得です(笑)。

・学生時代はどんな感じでしたか?

こんな感じで〜す(笑)。

・それは非常に楽しかったみたいですね。

ニューヨークはとてもエキサイティングな街だし、しかもニューヨーク大学はダウンタウンのど真ん中に あるので、色々なところに寄り道できましたね。そのような中で様々なことを体験できたてものすごく充実 した大学院時代でした。

・今は何をしているのですか?

今は、日系企業でアルバイトをしながら就職活動中です。

・将来の目標は何ですか?

就職です、というのは冗談で、やはり国際教育学を勉強したので、その分野に近い就職を目指してます。

・それは今後益々重要になっていく分野ですね。最後に一言これから留学しようと思っている人に 一言アドバイスはありますか?

忍耐強さとフレキシビリティ(柔軟性)が大事です。これは留学だけではなくて、アメリカで生活 する上で非常に重要です。

・どうもありがとうございました。今後の活躍を期待しています。

ありがとうございました。




このコーナーは約2週間毎に更新されます。今、インタビューに 応じていただける人を募集していますので、あなたの留学体験をウェブ上で伝えたいという人は support@j-newyork.comまでメールください。 資格は、基本的に留学生であればだれでもOKです。

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